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自己愛性人格障害一考察 2ーモラルハラスメントの加害者

自己愛性人格障害―

彼らは変わらない。

確かに医者の言うように、何かがオカシイと自覚して(通常は本人の自覚はなく、身近な人間が「うつ」等になり受診して相手の障害が発覚する場合がほとんど)10年以上もかければ「まともな人格の振り」はできるようになるだろう。

マニュアル通りの為、夫々個性のある人間達と接すると奇妙な「ズレ」が生じるが。(しかし数年しかもたない。その間に結婚する。精神科医も騙される。下手をしたら、「彼ら」こそ「被害者」との考えを植えつける。)

それは「母親役」(世間ではスケープゴードという)の「生命力」の持続力に寄っており、いずれにせよ人間一人を「生かす」為に人間一人「犠牲」にしなければ「まともな人格の振り」はできない。

彼らは自分の「ストレス」を自分で処理する事ができない為、「母親役」がそれを一手に引き受けるからだ。

人を信じる事ができない「彼ら」は本当なら唯一の味方となった筈の、そのパートナーを「被害者」にしてしまう。

距離を置いて「母親役」が自分をかろうじて保てるのは「それ」が30代までで、40代にかかると特に男性は更年期に入り外見の老化が顕著になる為か、能力のない人間の場合、また「それ」が仕事上の考え方にも見事に反映される為、仕事上の妥当な低評価に(世間はさすがに厳しいから)、ますます悪化する。

ここが逆に症状が軽減される他の人格障害との違いだ。(最も複数の「母親役」がいれば、社会的症状は軽減するが身近な処では悪化する。

若さ・体力的・経済的・社会的にはかつての勢いが無くなるので、実害(DV等)は多少軽減されるが、「母親役」も人生やり直せる年齢ではなく、その過程で心身供に変調や歪みをきたすだろう。

彼らの不始末の為に、正常な生活に近づく為「母親役」は全ての責任をかかえるが、彼らの自己正当化により周囲には「悪者役」と吹聴される事となるからだ。

また、身近な人間も、巧妙な「彼ら」の「嘘と哀れさ」に騙され、「母親役」と「彼ら」のどちらがこれらトラブルの原因であったのか分からなくなる。

「母親役」は彼らの為に自分の在った筈の人生を文字通り空費する。更に症状が軽減された勢いを補う為の彼らの反社会的行為だ。周囲の人間が責任をとる事となる。

「母親役」がとうとう自分のために彼らを「捨てよう」とすると何歳であっても5才児の振る舞いで文字通りしがみ付く。正直、大の大人のその振る舞いに「哀れさ」「滑稽な醜怪さ」「惨めさ」「気持ち悪さ」を感じて見ていたくなく、ついには要求を飲んでしまう。

「友人」のいない「かれら」は社会に出て、自分の特異な理想と違うことに傷つき「ひきこもり」「うつ」になることがある。その時あまりにも惨めな振る舞いでしがみ付かれても、相手をしてはいけない。 (※浅い付き合いの「友人?」と「彼ら」が呼んでいる人間が多数いる場合もある。)

貴方を傷つける時の「彼ら」の嬉しそうな顔を思い出して欲しい。

普段なら貴方が気にも留めないあなた自身の事を、いつのまにか「不幸」と決め付けた「彼ら」のキラキラした目を思い出して欲しい。

貴方が駄目なら、身内か金をもらったカウンセラーが相手をすることとなる。

彼らが欲しているのは貴方の「生命力=エネルギー」や「仕事に対する意欲」や「へこたれない前向きな姿勢」「才能」「成功」「絆」「努力して得た実力」「正しい判断力」「強さ」「好奇心」「金を生む力」「若さ」であって、「貴方」ではない。寄生虫のようにそれらを吸い尽くすか、与えるのを拒否し続け利用できないと知ると「いらなくなったモノ」のように廃棄する。

後には本来自身が持っていたはずの貴方の「素晴らしい」特性が無くなってしまったかのような恐怖を感じる。

だが、元々貴方自身が培ってきたものだ。

必ず、再びその泉は湧き出でる。それを信じて勇気を持って「彼ら」から早く逃げて欲しい。

しばらくの間、罪悪感や恥の気持ちに苛まされるだろう。

だが、「彼ら」に何をされたか記録に残し、一人で冷静に客観視することで、その異常性に気づくと思う。

また、信頼できる判断力を持った人間に話を聞いてもらおう。その場で「逃げる」よう忠告する筈だ。

例え短期間であっても、自分の人生の一時期を「モノ」として扱われた屈辱はなかなか消えないと思う。そしてまた、貴方は悪夢から覚めたように、コントロールされていた事に恥と怒りで占められるかもしれない。

だが、それは貴方の人生の舵が再び戻った証であり、「彼ら」のような存在を知った事により、もう2度と航路を外さない自信となり、自分にあった「弱さ」に気づき「強さ」に変えるきっかけにもなったのだ。

必ず、本来貴方が持っていた「エネルギー」を再び生み出す事ができる。

貴方は「彼ら」と違い「生きて」いるのだから。

貴方が以前のように、幸せになることこそ「彼ら」に対する「最大の報復」となる事を忘れないで欲しい。

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