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自己愛性人格障害のフリをする自己愛性人格障害

最近、彼氏、彼女が「自己愛性人格障害」と診断されたため、その治療法を探して支えようと試みる方がネットで見かけるようになった。
それはそれで立派な事だと思う。
私の家族や友人だったら、諦めるよう忠告するが、「自己愛性人格障害」でなくても、医者にそう誤って診断されてしまう例もあるので一概には言えない。

実際、父のように、金と家事と安全を用意してあげて、時々ひどい言葉を言われ、肉親扱いされずにまるでこちらを犯罪者のように疑われて、こちらが苦労して用意したこともさも自分がやったと周囲に喧伝され、何か外で失敗すると、こちらのせいにされるのを黙って聞いていれば、(10年以上毎日殴られるのを我慢すれば)大人しくしてくれるのだから、Mよりまだまだ実害はひどくない。
とんでもない借金を肩代わりされたり、毎日気絶するまで殴らなくなっただけいい。
姉にしても、こちらを貶める言葉を様々言われ続けても気にせず、自分が被害者だというのをそうかそうかと聞き、姉の要求(せいぜい料理を作ってあげたり、要求に従わないと殴られたり、物で―例えばパイプ椅子とかー身体にぶつけられたりしそうになるのを抑えたり、尾行されたりといったこと)を適当にこなせば、まあ、実害はひどくない、と思う。暴力さえなければ。
もっとも、それまでに、こちらがおかしくなるか生きづらさを感じて人生大変になるけどね。

父や姉の場合、治療は無理だと思うし、本人たちも(人格障害とは言わなかったし、私も気付かなかったが)言ったところで自分の非を認めないし、その事実を忘れている。
まして、「人格障害では?」と言ったとしたら、被害者意識全開で、私の方を今流行りの「人格障害」と声高に叫ぶのは必須。
今1回言ったことが「毎日耳元でささやかれ、私はおかしくなりそうだ。きっと私の金が欲しくて私を不幸にするためにそう言っているんだ!」という話に変わり、本人もそれを信じ込んでいるので医者に言いまわるだろう。

父や姉くらいのレベルでも、私や母は打たれ強く運が良かったので、生きているが、他の人間ならどうだろう・・死んだり、失明したり、不具や発狂や自殺する人間もいるのではないだろうか。

父や姉より重篤な例は多いと思う。確かに素人の私や母が40年(父には母が50年)言うより、専門家が見捨てずに40年言ってくれれば違うだろうか?
いや余計騙されて私や母がその専門家に追い詰められる。姉の大親友?のカウンセラーのように。その人のありがたい忠告のお陰で、母と父は金を吸い上げられ、知らない男がいつの間にか泊っており、勝手に風呂に入ってくる事態になった。
専門家の忠告とは大したものだ。

「彼ら」がもし、その診断名「自己愛性人格障害」を受け入れたとしたら、それは残念ながら「振り」だ。本気でそう思っていない。
何故なら、もし本当に「自己愛性人格障害」なら、それを受け入れられないからこそ、「自己愛性人格障害」なのだから。
受け入れた振りをするほうが、「彼ら」にとってメリットがあるからだ。
そうすれば、彼氏や彼女は永久に傍にいてくれる。
何といっても、病名を分かっていて、自分を支える為に協力してくれることを約束した。
何かひどいことをしても「病気だから」(病気ではないけど)で、本気じゃないと言うだろう。
『まさか、病人を今後見捨てるような非情で最低で悪辣なことはしないだろう。
しそうになったら、土下座しても許されない程非道なことだから、一生面倒みるのが当然だ。』と「彼ら」は思う。
自分の中で「振り」であれば、プライドは傷つかない。
また、ブログやネットの相談を書くことによって、「治療中」のポーズを傍にいる人間にとることができる。
表向き治療協力者の健常者がそばにいれば、治らないのはその傍にいる人のせいにできる。
そのうち、傍にいる人間が吐くような思いで「彼ら」にほんの少し感情を吐露すれば、それを「暴言」と声高に言い、傍にいる人間が一生傷になる程の事を吐き、被害者意識丸出しで相手を責めるだろう。
そうなると今後一生、「彼ら」の奴隷と化すことになるかもしれない。
そう「彼ら」に思い込まされて。

ある意味、自分の一生を棒に振る程、そういう「彼ら」に愛情がある事自体、私には理解できないが、一度その罠にはまると、非道な事をしたのは彼氏や彼女だから、当然ついてまわって責任をとってもらうのが常道だ(世間はそれをストーカーという)、と思われるのを受け入れるわけだ。無謀なくらいの勇気だが、親からもらった命と身体と心を粗末にしすぎているように思う。
見ず知らずの他人に喰われる為に、生んで愛しんで育んだわけではないのにね。

本当に受け入れたら、「彼ら」は正気を保てない。
だから「障害」なんだけどね。

施設に入り、衣食住が用意された生活になり、弱者を装う必要も無くなった父は、自分の足で歩き、とても健康になったそうだ。(いざっていた人が、驚くほどだ)
勿論、母と面会する時は、車椅子で連れて来られるが。

但し、50年以上連れ添った 母の顔が分からない。言葉も話せない。(口がきけなくなったのではなく理解できる言葉を口にできないようだ)
動物のように、朝起きて食べて、排泄して、寝る。
それ以外の時間は置かれた場所で動かない。
80代になったが、「人間」としての認識が無いのであれば、例え人間として葬られるとしても、そんな最期は自分なら嫌だ。
それとも「彼ら」は幸せなのだろうか。

そういえば、昔読んだ漫画で萩尾望都が漫画化した「百億の昼と千億の夜」で、ある星で住民がカプセルの中で胎児のように栄養補給されながら生きて素晴らしい生活をしている夢を見続ける・・という話があった。
それを思い出して、気持ち悪くなった。
動物でも他者の助けを借りず自然のまま生きて生を営むのに、他者の助けを常に必要とし夢の中に自分ではない生を生きているフリをするって、その生に何の意味があるのだろう。
過去の功績なり、成し遂げたり繋いだりすることがあったなら、最期静かに夢の中に入ってもこんな風には思わない。

もっとも、それは「彼ら」が選んだ人生だ。

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コメント

過去記事にすみません「夢の中に自分ではない生を生きているフリをする」
この言葉は彼らの深層を言い当てていますね
彼らの自分さえ騙せる、騙した事にできる複雑な心理
常に理想どおりである為に嘘をつき人を動かす、それが出来なくなると病弱で動けず惨めに振る舞って見せる
本来は皆に羨ましがられ立派な自分で在りたいはずなのに、惨めに演じるのはターゲットを懐柔する為の策であって本当の自分では無い、相手を騙す事ができる自分は賢いと思っているのでしょう。
過去の自分も未来の自分も受け入れられず嘘の中で生きていて、その先には楽園でもあるかのような勝利感を持っている
突き進んでも楽園など無いことに気付かない、彼らは人を騙すことに価値が有るのでしょう

投稿: ami | 2017年3月 9日 (木) 13時40分


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